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スキャナーによる高精細な画像検査


こんにちは。南野です。
今週水曜日から「画像センシング展 2014」がパシフィコ横浜で開催されます。スカイロジックも画像検査ソフトやシステム製品を展示いたします。明日は展示ブース設営のために朝から車で移動です。

さて、今回は製品予告としてスキャナーを使用した高解像度の画像検査を紹介したいと思います。使用するスキャナーは「フラットベッドスキャナー」というもので、ガラスの上に物を置いて画像を取得するものです。1000万画素を超える製品がまだ少ない一般的なエリアカメラとは異なり、A4サイズを1億3千万画素という超高画素で取得できるのが特徴です。

このような超高画素での検査を可能にするのが「EI-Scan」です。どれだけ高精細な画像が取得できるか、下記の画像をご覧ください。

スキャナ拡大画像

上記のように非常に細かく撮像できるのですが、テストを繰り返している中でもう一つのメリットを発見しました。それは照明の均一性です。エリアカメラを使用する場合、A4サイズの面積に対し均一に照明を当てるには大掛かりな照明が必要でした。スキャナー方式では2本のバー型LED照明が移動して画像取得できるので周辺部までくっきりと安定した画像が取得できます。

デメリットもあります。一つはスキャン時間です。高精細に画像を取得しようとすると画像の取得に時間がかかります。おおよその時間は15秒(300dpi)、65秒(600dpi)、210秒(1200dpi)でした。実際の運用ではオペレーター様が目視で画像確認などをしている間にもスキャンを実行できるため待ち時間はこれほどかからないと思いますが、運用方法や検査対象製品を選ぶ必要がありそうです。もう一つのデメリットは焦点深度です。エリアカメラの場合はレンズなどを適切に選択することで凹凸の多いものも検査可能ですが、スキャナーの場合、対象物がガラス面から遠ざかってしまうとボケてしまいます。そのため印刷物や大きな部品を実装する前の電子基板、またはシート状の製品に用途が絞られます。

それでも、スキャナーによる高解像度撮影はこれまでの解像度ではできなかった高精細な画像検査を可能にする能力を持っています。「EI-Scan」は近日リリース予定です。