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Webカメラの自動露光にご注意

自動露光の図

こんにちは、南野です。
最近、ウェブカメラを検査装置で使用するにあたってのご質問を多く頂くようになりましたので、重要な「ウェブカメラの露光時間」に焦点を当てて書きたいと思います。

画像検査において「一定の明るさで撮影する」ということは非常に重要になります。たとえ同じものでも、明るさが変わってしまうと画像検査においては別物として判断されてしまいます。

明るさを変えてしまう要素は光源の強さ、レンズの絞り、ゲイン(カメラ内部での光の増幅率)、露光時間(シャッタースピードとほぼ同じです)などがありますが、ウェブカメラでは起動時に露光時間が常に「自動」に設定されるものがほとんどです。

露光時間が自動になっているとどうなるのか。。。左の方法を試して下さい。何かを映し、手で数秒覆ってからぱっと手をどけて下さい。一瞬明るくなるようでしたら自動露光が作動しています。

このように露光時間が変わってしまった状態で検査を行うと正しく検査ができない場合がありますので、できるだけ自動露光をOFFにしてお使いになることをお勧めします。ただ、自動露光のON/OFFを切り替えることができるかどうかはカメラの機能によります。自動露光のON/OFFを切り替えることができるWebカメラは「露出」の部分が操作可能な状態になっていますが(左図)、そうでないものは操作できない状態になっています(左図下)。

「自動露光」はカメラによって自動露出, Auto Exposure, AEなどと表現されています。また、オートホワイトバランス(自動白色調整、AWB)などの機能もOFFにしておくことをお勧めいたします。

ほとんどの産業用カメラ(5~10万円程度)では自動露光やオートホワイトバランスをOFFにすることができ、電源をOFFにしてもその設定を記憶しています。産業用カメラとWebカメラの違いはこんなところにもあります。

「自動なものはOFF」を基本にカメラ設定を行なってみて下さい。

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- 追加情報 -
自動露光がONになったまま検査を行いたい時は:
・検査品を撮影している時とそうでない時(背景が写っている時)の画面の明るさや色をできるだけ同じにして下さい。例えば緑色の物を検査するときはその検査品を置く台(ものがないときに撮影されるもの)も同じ緑色にするなどの方法を試みて下さい。
・検査品を置いてから検査を開始するまでの時間を少しおいて下さい(露光が元に戻るまで待ちます)。ソフト上では「検査命令から撮像までのディレイ」を設定することで検査開始までの時間をおくことができます。
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2012.11.29

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