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円筒形検査品に使えるワザ


こんにちは。さいとうです。

先日、検診に行って来ました。
超健康体の私は 今年も、血圧、聴力など問題なくクリアしましたが、思わぬところで「えっ?」という結果が…。
長年自慢の視力がガクッと落ちてしまったのです(涙)
これまで10年以上プログラマの持ち主に、酷使されながらも耐え続けてくれた目。
老眼にはまだ少し早いので、休日はパソコンから離れて目を休ませてあげたいです。

さて本題です。
お客様から送られてくるサンプル品の中に、プラスチック容器など円筒形のものが時々あります。
汚れやキズなどの不良がどこにあるかわからないため、360° 全方向から検査する必要があり、難しい検査と思われがちです。
「検査品を回転させる装置が必要でしょうか?」や「全域写るように、カメラを複数台用意すれば良いでしょうか?」というご相談をいただきますが、身近にある道具を使用することで簡単に検出できますので、ご紹介します。

この便利な道具とは、「鏡」です。鏡を上手く使うことで、全方向の検査が実現できます。
下の絵をご覧ください。
左の絵は、前面にある’カ’しか写っていませんが、鏡を使うことで右の絵のように“スカイ”と3文字写すことができます。

円筒形のキャップです。
前面の文字のみ写っています。

鏡を使うことで、全ての角度が写ります。

折りたたみの2面鏡を検査品の後方に設置します。(右図参考)
このように設置することで、カメラ1台でも360°全域の検査を行うことができます。
鏡は100円ショップで販売されているようなものでも構いません。

これからも身近にある道具を使って、簡単・安価・正確に画像検査できる方法をご紹介していきますので、お楽しみに!


(2013.06.18)